不動産屋さんで今月分の家賃を貰ってきました
婆さんの有料老人ホームは一般的な所で
何一つラグジュアリー感はないが
新築なので綺麗であるという事が
取り柄のような施設である
三度のお食事も、豪華な物ではなく
病院の入院食よりはマシという程度である
でも良い所は
職員さんが気さくで親切であること
そんなごく普通の施設で暮らす
婆さんの1か月の生活費は
入居費
食費
介護費用(要介護2)(1割)
光熱費
オムツ費用
調剤薬局費用
雑費、美容費など
小遣い
ざっと以上の項目だけでも合計22万円程
それに加え
実家の固定資産税、火災保険
実家の光熱費の基本料
互助会費
慢性疾患の通院費
思いつくだけでも3万円は必要だろう
合計25万円也
婆さんの通帳を預かってから
婆さんの為に使った金額を記帳している
婆さんがホームに入所してからは
贅沢という贅沢はしていない
いや、出来ないのである
婆さんの老齢年金と遺族年金だけは
25万円もないからだ
今回、実家を処分して足りない分を補足する
それでも何か特別な出費があれば
お手上げ状態、綱渡り人生である
平均寿命が80歳をうんと越え
定年が60歳で退職金がそこそこあったとしても
20年間でそれを増やしていくご家庭は
どれ位あるのだろう
どこかのリサーチでは
介護費用を本人の負担のみで賄えるのは
約半数だそうだ
残りは子供が負担する
うちもそうだが
子世帯では学費が家計を圧迫している時期だ
うちの子供達の友人の中には
祖父母の介護費用の為に
自分の学費まで面倒をみて貰えなくった
という話を聞いた事がある
親が大変なのに
自分だけ部活をしていていいものかと
悩むという健気な話も聞いた事がある
うちの婆さんも私も介護が必要になる
と思っていなかった
なんの根拠もなしに
うちは大丈夫だと思ってしまった
私の周りでもある日突然介護がやってきて
そして大慌てで施設探したり
あっという間に介護離職してしまったりと
十分に準備する間もなく
介護生活に突入している
うちの場合は妹が海外にいるので
話合いもなにも
私が面倒を見る以外に選択肢はない
親が元気な間に
親の懐具合を把握し
もし介護になったら
誰が面倒をみて誰が費用を負担するのかと
じっくり話会う必要があると思う
いきなり介護に突入にして
兄弟喧嘩に発展し
絶縁てな事になったら親も可哀想だ
なんとか介護費用を捻出できた我が家であるが
これもひとえに爺さんのお陰と思い
とりあえず家賃は爺さんコーナーに
お供え致しました
それにしても25万円
婆さんになった自分の
介護費用はどうやって捻出しようか
死に土地、負の財産などと
散々コケ下ろしていた実家がお金を生んでくれ
助かった経験をすると
やはり持家があった方が良いのか
そう思えてしまうのである




