息子が結婚して私になんの変化があったかと言えば
これが全くなんの変わり映えもなく
私達の頃とは違い、親の出る幕は全くなく
時代の移り変わりは本当に速い
とはいえ何か変わらぬ事もあるのでは?と
うーーんと考えた挙句
「そや!実印作ってあげよ!」と思い立ち
大きな買い物の代表、車や家を買った時
金額の大小に関わらず遺産相続をした時など
人生の節目になる時には実印は必要です
という事は
実印を押すようになったら一人前
早速、私が50を過ぎてから作った
印鑑屋さんへ駆け込み
私の場合50歳から一人前でしたが
「息子が結婚しましたの
実印作ってあげよ思いますねんどうかしら?」
と言うと
「そらよろしいわ」
「皆さん、二十歳や結婚の時に作りはりまっせ」
「そしたら、まだ間に合いますわ」
「この前結婚したばかりやの」
「実印はええのん作ったげはる方かよろしいです」
「簡単に押さんようにする為にもな」
という事で一週間程で出来りました
印鑑ケースも上等の物を、祝い事なので
とランクアップサービスして下さいました
印鑑もどっちが上かもよーく見ないと
分かりにくくなってます
これは
「実印は簡単に押したらあかんさかいに」
「押す時に印面を見て押す」
「これは、ほんまに押してええんやな?
って自分に念を押す間を作るため
印をつけてまへんのや」
「実印は滅多な事では押さしまへんやろ」
印鑑屋さんのお母さんのお言葉
そのままを息子に伝えたいと思います
そう言えば
別居後直ぐに夫が忘れ物を取りに来たと
言って持ち出しのは彼の実印でした
実印とは法律上、重要な書類に押す判子の事で
人生の中でそうそう押す事はありません
押す必要のない実印を真っ先に取りに来たのは
私が黙って自宅を売り飛ばされないか
心配したのでしょう
世間知らずの夫にそんな知恵が働く訳がありません
これは義母の入れ知恵でしょうね
「もう一度やり直したい」と言う口と
相手の事を信用していない態度
元のさやに納まる訳がありません
先人が付ける知恵というものは
賢いものでなくてはならない
印鑑屋さんのお母さんありがとう

