浜学園と早稲アカを比べてみたーこのシリーズは、私の過去の浜学園講師としての経験と、こぐまが受けている早稲アカの授業の比較を通して、ここは早稲アカの方が良いなあと思ったことを綴ります。
第7回は成績処理の速さです。
大学受験と比べれば浜学園も十分早い
くま先生が大学受験時、一番とまどったのが成績処理の遅さでした
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小・中と在籍した浜学園では、公開学力テストは3日後には成績表だけでなく、採点済答案に成績優秀者(10傑)一覧や科目別得点分布や問題別正答率などの各種資料もついて封筒に入れられて返却されていました。(AI採点やインターネットを利用した成績公開などのデジタル技術を使わずに、このスピードをキープしていたのはそれはそれですごいことだと思います。)
それに比べて、大学受験の成績開示の遅いこと…。1か月かかることはざらにあります。
AI採点やインターネットによる成績開示などが普及した現在、状況は少しは改善されているのと思いきや、これを見る限り、大学受験界についてはほとんど状況は変わっていないように見えます。(全国模試の成績公開には1か月以上かかる)
しかし、上には上がいた!
しかし、上には上がいました。早稲アカ(というか四谷大塚)です。
四谷大塚主催の組分けテストやカリキュラムテストは、原則翌日には採点済答案が返却され、同日中、遅くともその翌日(試験の翌々日)には個人成績、採点済答案、成績優秀者一覧、科目別の偏差値と得点の対応表や問題別正答率などの資料がインターネットを通じて公開されます。
浜学園の公開学力テストの3~4倍の規模があり、さらに国語や社会では記述問題すら含まれるという本格的なテストを、このスピードで返すのは神業にひとしいことだと思います![]()
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噂では日能研も同じくらいの神速だそうですね。恐るべし中学受験界![]()
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記憶が新鮮なうちに復習ができる!
成績処理が速いことは生徒にとっては非常にありがたいことで、試験の記憶がしっかり残っているうちに復習をすることができます。もちろん、答案返却が遅い試験でも、問題用紙に答えを転記するなどして当日配布される模範解答と照らし合わして自己採点することですぐに復習することはできるのですが、そもそも限られた試験時間内に答えを転記する時間がもったいないですし、記述問題などは採点結果を見ないと結果はよくわからないことも多いです。
その点、早稲アカでは翌日には採点済答案が返却されるので、試験当日に問題用紙に答えを転記する必要はもはやありません。試験中は問題を解くことだけに集中し、復習は採点済答案が返却されてからやればよいのです。
3日後に答案が返却される浜学園とはわずか2日の差ですが、やはり翌日と3日後では、試験に対する記憶や印象の保たれ具合がだいぶ違っており、復習の効果に違いが出ると思います(皆さんも、昨日のご飯は思い出せても3日前のご飯はすぐには思い出せませんよね
)。まさに、鉄は熱いうちに打て!です。
ただし、国語の記述の採点はかなり適当
このように素晴らしいことずくめの早稲アカの成績処理の速さですが、一つだけ不満があるとすれば、国語の記述の採点がかなり適当(=甘い)であることです。採点基準が公表されていないので何とも言えませんが、おおよそキーワードがあっていれば原則〇で、文末のミスなど形式面のミスがあれば減点、くらいの雑な採点という印象で、こぐまの記述答案をみても、「なんでこれが〇なの?」というのがたくさんありました。
浜学園では、少なくとも私が在籍していた頃は、記述式のテスト(例えば小5・小6の希望者に毎月実施する記述力錬成テスト)は、講師又は准講師の資格を持っていないと採点ができない仕組みでした。また、採点基準もテストの都度採点講師陣で協議して適正に差がつく評価基準(国語力が測れる評価基準)を決め、1人の答案について必ず2人の講師が採点し、講師の主観による採点のずれが生じないようにしないようにするなど、かなり丁寧に採点が行われていました。この点だけは、浜学園の方がすぐれていると思います。
とはいえ、この成績処理の早さは早稲アカ(四谷大塚)の素晴らしい特徴の一つといえるでしょう。
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