算数オリンピックは受験会場別の合格者数が分かる
算数オリンピックは多くの塾が会場提供の形で協力しており、ファイナル進出者の番号をみると、どこの会場から何人ファイナリストを輩出しているのかを調べることができます。
あくまで会場を提供しているだけなので、その塾の生徒だけが受けているわけではないのですが、塾から申し込む場合は概ねその塾の会場を選ぶことになるでしょうから(※)、だいたい各塾から何人ファイナリストを輩出しているかを推測することができます。
※ こぐまのケースでは、実は最寄りのSAPIXで受けた方がラクだったのですが、それに気づいたのは早稲アカの小一時間かかる校舎に申し込みを済ませた後でした
早稲アカは提供会場数が少ないので最寄りの他塾で受けた方も多いかもしれませんね。
結果は…
集計結果は以下のようになりました。
塾は比較的有名そうなところを私が適当にピックアップしています![]()
※6/28追加修正。浜学園及びSPICA(早稲アカの運営する最難関専門塾)については外部生は受験不可ですので、これらについては輩出数=塾生数になります。教えていただい方、どうもありがとうございました!
SAPIXの圧勝!
結果はジュニア算数オリンピック、算数オリンピックともにSAPIXの圧勝でした。会場提供数でも群を抜いており、SAPIXの方針として算数オリンピックにはかなり力を入れていることが伺えます。
ジュニア算オリ→算オリで激減する希学園
関西の受験塾の雄である希学園も健闘しています。ただ、希学園で特徴的なのはジュニア算数オリンピック(主に小5)では61人ものファイナリストを輩出しているにも関わらず、算数オリンピック(主に小6)では23人に激減していることです。
こんな記事も過去ありましたが、今は状況が変わっているということかもしれません(メダリストだけは相変わらず関西勢が強い可能性もありますが…)
浜学園の算数オリンピックの扱いに変化?
状況が変化した一つの理由まして考えられることが、浜学園の算数オリンピックの扱いです。私がいたころの浜学園は、算数オリンピックの受験を積極的に推奨し、メダリストは実名入りででかでかと折り込み広告に載せるなど、塾のブランド力を高めるツールとして積極的に使っていました。
当然、永遠のライバルである希学園も算数オリンピックには力を入れ、同じような広告をたくさん打っていました。
ところが、最近は浜学園側では算数オリンピックをそこまで積極的に使っていないようです。会場も(少なくとも外部生には)提供しなくなりました(昔は外部生にも提供していました)。また、浜学園のホームページを見ても、算数オリンピックに関する記載はほとんどありません(合格体験記で生徒が言及する程度)。
この姿勢の変化が、希学園の姿勢にも影響したのかもしれませんね。小5は算数への興味関心を伸ばすためにジュニア算数オリンピックを活用するとしても、小6になるとより合格に直結しやすい講座や勉強に力点を置くようになったのかもしれません。
合格するための勉強はもちろん大事。されど…
算数オリンピックの勉強は、必ずしも受験に直接結びつく性質のものではありません。
しかし、難問を粘り強く考え抜く力や算数の深みに感動する力はやはり算数オリンピックのようなイベントを通してこそ養われるように思います。
このAI時代において一番大切な力は、AIには代替不可能な、そういった類の力のような気がします。
こぐまには、来年受験勉強が本格化しても、算数オリンピックに楽しんでチャレンジできるくらいの心の余裕は持ってもらいたいなと思います![]()


