じぃちゃんの味を、いつか君が | 水面に浮かぶ水銀の月

水面に浮かぶ水銀の月

下級役人から見た、教育現場の内実や子ども達との日々を、愛を込めて発信しています。

胃弱のくせに食い意地
張っておりますもので (・_・)

子どもの頃から、料理
研究には熱心でありました。


妹たちからも

「 お母さんより美味しい 💕」
と誉められ、気を良くして
おりました、小学生だった私。


たまには、このような⇩
痛恨のミス犯しつつも

食事の支度やおやつ作りを
日常的にやっておりました。

諸外国に関してはよく
わかりませんけれど、

日本の小学校のカリキュラムには

最低限、生きていくのに困らない
知識がきちんと組み込まれていて

『家庭科』なども、そうですよね。


鍋でご飯を炊く方法も
実習しているなので

将来、たとえ炊飯器がなくても
米と鍋があれば何とかなる…ハズ!?


鍋で炊くと🍚出来る、おコゲ
今の世の子ども達にも人気です。


じぃちゃんちで野菜の切り方も
練習してきて、調理実習ヤル気
満々だった、彼。

支援のお代官がサポートに
入るので、「大丈夫!」との事
でしたが、なーんかヤな予感


 張り切っている時って、
 アブナイんだよなー (((^_^;)


気になって、合間に様子を覗き
行くと… あれ? 家庭科室にいない


「 アッチで泣いてるよ… 」
と、クラス担当お代官。


聞けば、

ご飯を炊く時間を測る係だったが

途中で何分かわからなくなり、
泣きながら飛び出して行った…

とのこと。



 あちゃー💦 時間を測る
 そりゃ、ハードル高いゼ …



「彼に、戻ってきて
一緒に食べるよう、
言ってくれない?」



 え~~ やだぁ…
 
 ヘタに何か言っても
 逆ギレするだけだよ (;´д`)
 


アイツ( 支援担当お代官 )はドコ
行ったんだよ 💢…と思いながら

声のする教室をのぞくと

暗がりで、ひとり
泣きじゃくっている、彼。



 「 …汗
 
 美味しそうに出来たから
 大丈夫だよ、一緒に食べよう、

 って、みんなが… 」



 「 イラナイッ!ドンッ



 「 ……あせる
 
 おにぎり🍙にして
 とっておこうか?って

 〇〇先生(クラス担任)が… 」



 「 イラナイってばメラメラムカムカ


 …うん。


 じぃちゃんと特訓して、
 今日に備えていたのだものね。

 「うまく出来たよ!」って
 報告したかったよね。


 皆は逆に、君に調理は
 難しいだろうから… と

 気を回して

 『 タイム係 』に
 したのだろうけど


 確かに、ストップウォッチ
 での計測は得意だけれども

 時計ニガテなんだよね


大概のお子さんはここで

渋々でも戻って、出来た
ご飯とお味噌汁を食べて

「 ね?美味しいよね?!」

と同じ班の子に言われれば


「 …うん。そうだね、」

なんて、気持ちも段々
回復するしていくのが
ほとんどでありますが


それが出来ぬが、支援のお子ら。


ヘタをすると、立ち直りに
数年かかってしまったり (>_<)💦

『繊細』なんて簡単に表現して
申し訳ない気がするけれども…




今は中学生になっている、本当は
とても食いしん坊だった、君。


あの時、おじぃちゃん
練習したお味噌汁を

 どうかいつか

じぃちゃんに作ってあげる
ことが、できますように…