人を見下し始める年齢 | 水面に浮かぶ水銀の月

水面に浮かぶ水銀の月

下級役人から見た、教育現場の内実や子ども達との日々を、愛を込めて発信しています。

自分がいつ、異動になって

いなくなってもいいように


少しづつ子ども達の手を離し、

子ども達同士で動けるように


年度末は調整しています。




子ども達も、学年が上がるにつれ


友だちの方が大切になって

くるのが当たり前ですから


そっと離れて見守っています。





以前は、「 皆といるより、

せんせぇといる方がいい 」


と言っていた女子も、今年度は

同じクラスの女の子達と一緒に


きゃーきゃ〜 飛び出すハート遊べるよう

になってきて良かったな、と


思っていたところ…




休み時間に、突然腕を

組んできた、件の彼女。


私の隣にいる1年生の存在を

まるで無視して、話し続けて



「 ね、せんせぇ。


アタシが一番、イヤだなーって

思っていること、教えよっか?」



そう言ってきた。




「 あのね …… 



アタシは、一生懸命やって

いるのに、皆が笑う こと!」





口は達者なので、端からは一見

そうとはわかりにくいけれども


理解できていないことが

実はとても多い、彼女。



大人からも、ふざけている

と、誤解されがちだけれど


そんなことない。



本気で、一生懸命

やっているんです。



まさか、そんな所で躓いて

いるのか… というレベルから


わかっていなかったりするのです。




笑われる、という

状況が容易に想像できて


こうして書いている私も涙が

出てきちゃう!悔しいね。悲しい





こう言ったら何ですけどね。

これまで、トータルすれば


万単位で、お子さん方

と出会ってきましたが



いやホント、言ったら何ですが



本当に 賢い 子なんて、学年

一人いりゃいい方 です。



賢い、とされていたって

言われたことなら出来る


という子が、ほとんど。




よく批判される、日本の、

知識を詰め込むだけ、と


言われる教育にしたって


そもそも皆、詰め込めるほどの

暗記など、出来てやしませんよ。



本当にもう、言ったらなんだけど



暗記すら出来ないましてや

自分でなんか考えられない



大方はそんなモンです。

だからこそ大切なのは



自分は何もわかって

いないのだ、という

ことを、知る!こと。



だと、思うのです。




自分らの方が賢いと錯覚して

知的の子らを見下す子たちは


残念ながら学年が上がる

につれて、増えてきます。



まぁそれだけ、自分たちも

いっぱいいっぱいになって

くる、という証かもですが。



「 人にバカって言う方が

バカなんだよッ!!」って


小さな頃は、言う子が多いのにね。




重ね重ねナンですけれど

とにかく、親御様の方も


トンビは孔雀など産めも

しないし、育てらんない


ということを、よくよく

お考えになることです。



最終的に、子どもは

大人のですからネ! ウインク