こんにちは![]()
御三家パパの受験ノートです。
息子の中学受験に3年間伴走した父親です。
先生の言葉の話の次は、
過去問の話を書きます。
秋は、点数しか見ていませんでした
以前、初めて過去問を解いた日にへこんだ話を書きました。
あのあとも、しばらくは点数ばかり見ていたと思います。
何点だったか。
前回より上がったか、下がったか。
合格最低点まで、あと何点か。
体験記で見つけた、ひとつの言葉
いろんな合格体験記を読んでいると、手が止まる一文に出会うことがあります。
これも、そのひとつでした。
「過去問や入試は志望校の初めての授業だと思って取り組むこと」
初めての授業。
点数を測るテストではなく、授業。
この言葉に、もっと早く出会いたかったと思いました。
学校側も、同じことを書いていました
気になって、学校が出している公式のブログを読んでみました。
すると、ある学校の校長が、入試説明会の記事でこう書いていたんです。
入試は選抜の道具だが、受けた人が「面白かった」と思えるような問題づくりに努めている。
それは「入試は最初の授業」と位置付けているからだ。
驚いたのは、これが1回きりではなかったことです。
5年連続で、同じ言葉が使われていました。
受験した側の体験記と、出題した側の学校。
別々のところから、同じ言葉が出てきました。
点が取れない日の、もうひとつの見方
そう思って見ると、過去問から読めるものが増えます。
- どのくらいの長さの文章を読ませたいのか
- 答えだけでいいのか、途中の考えを見たいのか
- 理科や社会で、何を題材に選んでいるのか
同じくらいの偏差値の学校でも、ここがまるで違います。
偏差値の表は学校を縦に並べますが、入試問題は学校を横に並べます。
数字の上では隣にある学校が、中身では遠いことがあるんですね。
模試の偏差値より、過去問だと言い切った人がいました
体験記には、4人の子どもの受験を見てきた親の記録もありました。
その人の結論が、これです。
「模試の偏差値よりも志望校の過去問ができるかどうかが重要だ」
模試は、受験生全体の中でどのあたりにいるかを教えてくれます。
過去問は、その学校との距離を教えてくれます。
志望校が決まっているなら、知りたいのは後者のほうですよね。
「この学校を、いちばん知っている」
体験記の中に、忘れられない一言がありました。
ずっと下位クラスで、入試演習でも一度も合格をもらえなかった子の家庭です。
不合格が続く中で、親が本人にかけた言葉が、これでした。
「あなたほど、この学校を知ってる子はいない!」
点数ではなく、その学校をどれだけ知っているかを励ましの根拠にしている。
この子は最後まで戦い抜いて、合格しています。
点数は上下しますが、知った量は減りません
過去問の点は、毎回上がったり下がったりします。
でも、その学校をどれだけ知ったかは、減りません。
積み上がる一方のものを一つ持っておくと、
点が落ちた日にも、言えることが残ります。
過去問は、志望校からの手紙。
そう思って開くと、同じ1回分から持ち帰れるものが変わる気がします。
(前回は、先生の言葉だと、なぜ素直に聞くのか、という話について書きました。)
次回は何を書こうかな