こんにちは![]()
御三家パパの受験ノートです。
息子の中学受験に3年間伴走した父親です。
1月校の話の次は、
模試の判定が悪かった日に、子どもにかける言葉の話を書きます。
信じていない励ましは、子どもに伝わる
以前、学校別模試で30%判定が出た日のことを書きました。
あの日、私は何も言えませんでした。
「まだ秋だから」とか「これから伸びる」とか、
言おうとした言葉を、自分が信じきれていなかったからです。
親が信じていない励ましは、たぶん子どもに伝わります。
だから黙っていました。
10月は、秋の模試の結果が続けて返ってくる時期です。
では、判定が悪かった日、親は何と言えばいいのでしょうか?
答えは、判定を「事実」で言い換えることだと思います。
体験記を読み返すと、判定を別の言葉で言い換えていた家庭がいくつもありました。
判定を冗談で言い換えると、家の空気が軽くなる
最初は、判定が最後までDだった子の記録です。
判定の紙には「再考せよ」とまで書かれていたそうです。
それでも、夏からの講座に食らいつき、合格しています。
その間、家族がかけていた言葉がこれでした。
「Dは大丈夫判定のD」
ちょっと笑ってしまいました。
でも、こういう言葉があると、家の空気が重くなりすぎないんですよね。
E判定が続いても、合格した子がいる
別の子は、秋からずっとD判定とE判定でした。
一度は諦めて、志望校を変えています。
でも本人の中に、諦めきれない気持ちが残っていた。
本気になったのは、1月に入ってからだったそうです。
そして第一志望に合格しました。
その家庭が残していた言葉です。
「A判定でも落ちることがあるし、E判定でも合格できる」
これは励ましではなく、実際に起きたことを書いた言葉です。
模試の不合格で、本番前に弱点が分かる
夏の模試で、初めて不合格の判定が出た子もいました。
答案を見返すと、解けたはずの問題の凡ミスだけで30〜40点を失っていた。
その子は、それを「本番でなくてよかった」と受け止めて、
見直しのやり方を変えたそうです。
本番では、自己採点と実際の得点がほぼ一致するくらい、落ち着いて解けたと書いていました。
模試で不合格が出たおかげで、本番の前に弱点が分かった、ということです。
模試の点数は、子どもの価値ではない
最後に、短い言葉を2つ紹介します。
ひとつは、模試を分析的に見ていたお父さんの言葉です。
「模試の得点は、あなたのお子さんを評価するものではありません」
もうひとつは、受験を終えた子が、これから受ける人に向けて書いた言葉です。
「全部通過点です」
どちらも、子どもより先に、親が覚えておきたい言葉だと思いました。
言い換えが効くのは、事実を言っているから
並べてみて、気づいたことがあります。
どの言葉も、気休めではなく、事実を言い直しているんです。
- 判定は、その日の時点での位置を示すだけ
- 模試の不合格は、本番の前に見つかった弱点
- 点数は、子ども自身の価値ではない
事実なので、言う側の親が信じられます。
あの日の私が何も言えなかったのは、
「これから伸びる」と言える根拠を持っていなかったからだと思います。
判定の日に言う一言を、先に決めておく
判定が返ってくる前に、
言う一言を、1つだけ決めておくことをおすすめします。
- 自分が信じられる言葉を選ぶ
- 判定の上下ではなく、どこで点を落としたかの話につなげる
- 言葉が見つからない日は、黙っていてもいい
わが家は、あの日以来、判定が返ってきたら
教科ごとのページを開いて、次にやることを1つだけ決める。
それを決めごとにしました。
言葉が見つからない日は、次にやることの話をすればいいと思います。
(前回は、1月校を何のために受けるか、という話について書きました。)
次回は何を書こうかな
