第3話
引っ越しから1ヶ月。
ついにアメリカからすべての荷物が届きした。
そして私は、その量を見て驚愕しました。
私たち…
こんなにモノを持ってたの?
玄関から廊下、リビングまで、大量のダンボール箱。
家の中は、身を置くスペースもないほど荷物で埋め尽くされました。
荷物が届くまでの1ヶ月間、ほとんど何もない家で普通に暮らせていたからこそ、その量が余計にすごく見えたのです。
そこで夫に、
「ちょっと、モノが多すぎない?」
と相談してみました。
ところが、
「は?何を言ってるの?」みたいな反応。
物持ちの夫には、この大量のモノが特に多いとは感じられなかったのです。
そして、家の中だけではありませんでした。
庭にも、アメリカから持ってきた大型の遊具、
釣り竿、アウトドア用品…
その他、いろんなモノがどんどん置かれていきました。
荷物が届く前は、庭の木や緑がとてもきれいに見えていたんです。
それなのに、
モノが増えた途端、同じ庭なのに、なんだか景色までくすんで見える…
そこで初めて、
「モノが多いって、こういうことなのか」
と気づいたのです。
とはいえ、夫はまったく気にしていない。
子どもたちももちろん気にするはずなどなく、ダンボールの中に隠れて、かくれんぼを楽しんでる…
しかも夫はすぐに仕事が始まり、春休みで家にいる子どもたちをみながら、私はひとりでダンボール箱をひとつひとつ開けていくことになりました。
開けても、開けても、
モノ。
モノ。
モノ………。
「これ、全部どこに置くの?!」
春休み中の子どもたちを見ながら、私はひとりで大量の荷物と格闘することになりました。
そして、この大量のモノを前にして、
私が最初にやったことは……
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