盛岡食いしん爺日記
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熊ヶ井旅館は1966(昭和41年)年開業。
この年、あのビートルズが来日した。
ツイッギーも来日しミニスカートが流行り出した。
そうそう中国は文化大革命が始まり大変になっていった。
あれから60年の時が流れた。
旅館の時代からホテルになっていく。
盛岡でも旅館は殆どなくなり、
知る限りでは数軒しか浮かばない。
この旅館が経営する老舗のバーがある。
石造りの外観のピアノバーにっか亭。
十年近く前に行ったきりだがピアノを聞きながら、
カクテルやウィスキーを飲んだ。
熊ヶ井旅館は2023年にリニューアルオープン。
食堂は泊り客ではなくても利用できる。
モーニングは、電話予約だが水、木、金、土、日曜日。
水、木、金、土曜日はランチも。
そしてディナータイムは火、水、木、金、土曜日。
だいぶ前に行き、夕飯を食べた記憶がある。
何を食べ、誰と行ったかなどは忘れてしまった。
おそらく十数年前のことだと思う。
家庭的な雰囲気だった事だけは覚えている。
食堂の入口は旅館と別にある。
これも覚えがない。
オープンの小さな看板をぶら下げた灯り。
ちょっとワクワクしてドアを開けた。
Feel Like Makin' Love · Roberta Flack
中は広く、カウンター席もあった。
賑やかだ。
あちこちで楽しそうな笑い声。
入口近くの席が空いて案内された。
店の人達もいい笑顔。
ホット烏龍茶から。
こんな形でたっぷり出て来ると嬉しくなる。
壁のお面や装飾など辺りを見回すが、殆ど記憶がない。
女性3人の席にバドミントン仲間がいた。
肩を痛めてからしばらく行けていないクラブの方だ。
少し話したが元気そうだ。
なかなかのグルメな女性で、何軒か教えてもらった。
特にありがたかったのは、あまり行く事のない前潟イオン。
その中の麺場田所商店の味噌ラーメンが美味しいと聞いた。
温泉帰りに、もう何度も食べに行っている。
メニューは色々ある。
まずはサラダだから。
山の様に盛り上がっている。
今の私には嬉しい限り。
自家製のパンをかじり野菜を黙々と食べる。
鶏唐揚げ。
サクサクの皮の中に閉じ込められた鶏肉の旨味。
いい感じ。
そしてメインに選んだのはハンバーグ。
とても柔かくデミグラスソースによく馴染む。
ボリュームにひとりほくそ笑む。
このハンバーグ、美味しい~
なんかここだけの味だ。
味噌汁も頼んだ。
モーニングタイムに来てみたくなる。
残りの烏龍茶を飲みながら思う。
盛岡の路地裏の隠れ家の様な「熊ヶ井旅館食堂」は
宿泊なしでも朝から夜まで楽しめる。
これはいい。
辺りを見回すと、それぞれのテーブルが思い思いに盛り上がる。
そこにネクタイ族も入って来た。
美味しい料理は勿論、また来たくなるスタッフの接客。
客と共に創られる雰囲気。
泊り客も食堂で地元の人と馴染んでしまうに違いない。
やはり、続いている店には何かがある。
久々に来てみてよかった。
今度はランチを食べに来ようかな。
















