前回の記事の続きです。
山頂ゴールは、
もう目の前に見えていました。
あと一息!
そんなところで、
突然、私の足が言うことを聞かなくなったのです
その場にへたり込み、
座り込むしかありませんでした
「足が攣って痛いです…」
後方のサブリーダーさんに伝えると、
「少し休もう」
「ポール出してね」
「荷物持つからね」
すぐに対応してくださいました
情けなかった
悔しかった
そして同時に、
もしここで本当に動けなくなったらどうしよう…
という恐怖も押し寄せてきました![]()
すると、
通りすがりの男性登山客の方が声をかけてくださったのです
「足つった?」
「薬ある?」
そう言って、
ツムラ68番のお薬を差し出してくださいました
えっ…。
「そんな、お礼もできませんのに…」
そう言うと、
「そんなええから、もらっとき😊」
って。
もう心の中では号泣でした
見ず知らずの私に、
大切なお薬を分けてくださるなんて![]()
ありがたく受け取り、
飲ませていただきました
すると少しずつ足が落ち着いてきて、
ポールを使いながら
ゆっくり立ち上がることができたんです
山頂からは
リーダーさんも慌てて降りてきてくださって
「大丈夫?気づかずすみません!」
いやいや、
こちらこそ本当にすみません…。
でも、
なんとか歩けそう
そう思えた瞬間、
やっと私に笑顔が戻りました
ふと山頂を見上げると
メンバーみんなが
こちらへ向かって大きく手を振りながら
「頑張れーー!!」
って応援してくれていました![]()
その光景を見た瞬間、
安心、
恥ずかしさ、
感謝、
情けなさ、
いろんな感情が一気に溢れてきて
気づいたら涙が出ていました![]()
本当に良かった。
まずは足が動いてくれて
本当に良かった。
びわ湖バレイが今回の昼休憩場所でした
昼食の時には、
「これ飲む?」
と、メンバーさんが
そっとアミノバイタルを差し出してくれて
また泣きそうになった(笑)
山で出会った人たちは
自立しているけど
さりげなく助け合う
押し付けじゃなく
自然体で優しい
私はきっと
こういう空気に惹かれて
山へ向かっているんだと思います
こんな人たちの中で
自分も年を重ねていきたい
そう思った1日でした
(次回へ続きます)



