中2の2学期から不登校の娘は、高校も不登校になり中退。4年半のおうち生活のあと大学を受験。そして、4月から大学生になりました!
ポムです🍎
高校をやめた日。
娘は高校に入学したものの再び行けなくなり、
約8か月の不登校ののち、
「やめる」という決断をしました。
決して簡単なことではなかったと思います。
入学後から少しずつ行けなくなり、
ゴールデンウィークが過ぎて完全不登校になりました。
学校に行かないまま過ごすことはできても、
「やめる」と決めるには大きな覚悟が必要だったはず。
このまま欠席が続いたら留年かもしれない。
通信制高校へ転学する道もある。
だけど、自分には合わない気がする。
どうしたらいいんだろう。
娘は先の見えない不安のなかで、ひとり葛藤していました。
不安でたまらないときこそ、それを見せない娘。
だから私は、娘がどんな気持ちでいるのか、よくわかっていませんでした。
これからどうするの?
進路は?
いつまでこのまま?
心配だから聞きたい。
だけど、
聞こうとするたび、娘は口を閉ざしました。
私は何も聞けませんでした。
夏が過ぎ
秋が来て
そして
11月の半ば頃
娘は、高校をやめることを決めました。
学校もない。
クラスもない。
先生もいない。
毎朝行く場所もない。
肩書きもない。
いわゆる「無所属」です。
一見すると、何もなくなったように見えます。
もちろん、この先どうなるのかはわかりません。
不安がなかったと言ったら嘘になる。
それでも、
私はどこか、ほっとしていました。
もう学校に戻るか戻らないかで悩まなくていい。
「行かなきゃ」「なんとかしなきゃ」という苦しさから、少し離れられた気がしたのです。
今振り返ると、
娘にもどこか肩の力が抜けたような様子が
あった気がします。
不安はあったはずです。
でも、「学校に戻らなければ」という重荷から解放された安堵もあったのかも知れません。
高校をやめたことで、
娘は「無所属」になりました。
でも、だからこそ考えられたこともあったように思います。
この先、自分はどうしたいのか。
どんな生き方をしたいのか。
何を学びたいのか。
誰かに決められた道ではなく、自分の道を。
ゼロになったからこそ、
娘はつぎの一歩を考え始めました。
そして、その一歩を踏み出したのも娘自身です。
何かを手放すのは怖いものです。
でも、手放さなければ入ってこないものも
あります。
今思えば、高校をやめるという決断は終わりではなく
自分で考え、自分の道を探し始めるためのスタートだったのかも知れません。



