浜学園を比べてみたーこのシリーズは、私の過去の浜学園講師としての経験と、こぐまが受けている早稲アカの授業の比較を通して思ったことを書いていきます。


第1回は授業でのインプットの仕方です。



    

ブログの紹介にっこり

元浜学園国語科講師で自身中学/大学/院/国家Ⅰ種/司法試験とあらゆる試験を一発合格してきた自称「受験のプロ」で、現役弁護士でもある「くま先生」が、国語が大の苦手な息子のこぐま(早稲アカから27中受予定)に伴走する受験記

※主な連載記事


 



板書でインプットする浜学園(板書主義) 


浜学園は板書でインプットする板書主義です。授業ではその回におさえるべきポイントや、国語であれば問題文の全体像などを板書し、それを生徒に書きとらせることでインプットしていきます。


講師の育成でも板書技術に重点が置かれています。板面全体のデザイン、色の使い方や板書時の姿勢(半身になって板書しつつも生徒に目線を向ける)にいたるまで私も徹底的にしごかれました。


浜学園では、品質管理の観点から学年や単元ごとに板書のフォーマットが整備されています。ただし国語は講師の自由度がかなり高く、フォーマットはあまり活用されていませんでした。他教科はフォーマットはある程度参考にしつつ、オリジナルの板書をする先生が多かったと思います。


私は、小学生の授業の場合は、55分の授業で黒板を1.5面ほど使い、最初の1/4面でポイントの解説、3/4面で文章の解説、1/2面で演習問題の解説というのが基本形式でしたが、大体他の先生も似たような形式でやっていたと思います。



演習🟰インプットの早稲アカ 


対して早稲アカは板書は口頭での説明を補足する程度の位置付けで、教科を問わずほとんど重視されません。新規単元では穴埋め式の教材を埋めていくことでインプットし、あとは演習問題を繰り返して定着させていくという方式です。


浜学園でももちろん知識定着のための演習を授業中にやりますが、その比重が全然違います。理科や社会の新規単元だと、浜学園ではインプット:アウトプットが8:2くらいのイメージですが、これが早稲では2:8に逆転するような感じです。浜学園の授業中のアウトプットの少なさは、充実した復習テストでカバーしているのですがそれはまた別記事にて。



どちらが良いかは人それぞれ 


板書主義は、考えながら自分の字でノートに書くことで知識の定着を高める効能が期待される反面、書くのが苦手な子にとっては、板書を書きとることだけに意識がいってしまって、かえって知識が定着しないというリスクもあります。学校でもタブレット学習などが普及し、板書すること自体に抵抗を感じる子供も多い(こぐまはまさにこれです)中、演習でインプットさせる方法は時代に合っているのもしれません。


とはいえ、板書は後から見返した際の復習効果が、教材のやり直しと比べて高いと思います。板書しながら頭を回すことができる人、授業ノートを見返して復習できる真面目な子は板書主義の塾の方がよいとと思います。


ちなみに関東だとSAPIXが板書主義のようですね。



このあたりは合う合わないの問題もあり、どっちがよいかは人それぞれなのではないかと思います。


次回記事はこちら


アメンバー募集中です。「こぐまの戦歴」の一部記事はアメンバー限定公開です。受験や子育てについてのブログを定期的に更新されている方、相互フォローやコメント等で交流のある方のほか、ブログは更新されていなくても中学受験の子を持つ親であることがプロフィールなどから分かる方も申請していただいて構いません。なるべく多くの方と交流できたらなと思いますにっこり