浜学園と早稲アカを比べてみたーこのシリーズは、私の過去の浜学園講師としての経験と、こぐまが受けている早稲アカの授業の比較を通して思ったことを綴ります。
第2回は科目間の連携です。
クオリティの高いテキスト「予習シリーズ」
これは早稲アカというより、「予習シリーズ」の作成者である四谷大塚の功績なのでしょうが、この「予習シリーズ」は元浜学園講師の目から見てもなかなかクオリティの高い教材です。
浜学園と比較した目でみると、上位クラス向けにもう一段レベルの高いインプット用のテキストがあるとなお良いと思いますが、そこは演習を通してインプットを行う早稲アカ•四谷大塚の思想からか、上位クラス向けには専用の演習用問題集(最難関問題集)のみが作られています。
特に「科目間連携」が秀逸
予習シリーズで特に良い(浜学園が負けている)と思ったことは、「科目間連携」の緊密さです。
たとえば、
理科の「冬の植物」の単元で、植物がロゼットになって越冬する理由を学んだら、程なくして国語の説明的文章の単元で、それについて説明している文章が出題される
理科の地学分野の単元で、扇状地のでき方について習ったら、程なくして社会で実際の日本の扇状地について学ぶ
といった感じです。
科目間のつながりを感じることは学びの面白さを感じることにつながり、とても良いことだとと思います。実際、国語が苦手なこぐまでも、
「あ、この文章理科で聞いた内容だ!」
と感じることで、いつもよりは興味を持って問題に取り組むといった効果もみられました。
科目の独立性が高い浜学圏
浜学園は早稲アカに比べて、講師のマインドとしても、教材の内容からしても、科目の独立性が高いと思います。科目間連携で有効なのは、国語↔︎社会、理科↔︎社会、国語↔︎理科だと思いますが、関西は国算理の3科入試が多く社会はオプション扱いであることも影響しているのもしれません。
とはいえ、国語↔︎理科の連携などは、理科は好きだけど国語嫌いの子が国語に前向きに取り組むきっかけにもなるので、もっと進めてもよいのではと思います。
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