「くま式今日から使える中学受験プチスパイス」シリーズについて


このシリーズは、私の過去の受験経験・受験指導経験から、


特に即効性が高く、今日からでも使えるもの


をアラカルト形式でお届けするものです。


私の得意分野である国語、算数、理科(物理・化学)分野が中心です。


受験勉強の主要なインプット(メインディッシュ)は塾でやっている方々に、


「ここで◯◯を一振りすれば、よりおいしく食べられます(良い点が取れる・習ったことを忘れにくくなる)」


というちょっとしたスパイス栄養ドリンクを提供したいと思っています。


あくまでスパイスなので、これだけを食べても意味はありませんのでご注意をにっこり。


また、辛すぎ(難しすぎ)、甘すぎ(簡単すぎ)など相性の問題もあるかもしれせん。私の体感で甘口(優しめ、苦手な人向け)、辛口(難し目、得意な人向け)の注意書きはしようと思います。


初回は国語編。説明的文章の「線の引き方」についてです。国語が苦手な方向けの甘口なテクニックです。


    

ブログの紹介にっこり

元浜学園国語科講師で自身中学/大学/院/国家Ⅰ種/司法試験とあらゆる試験を一発合格してきた自称「受験のプロ」で、現役弁護士でもある「くま先生」が、国語が大の苦手な息子のこぐま(早稲アカから27中受予定)に伴走する受験記

※主な連載記事





「大事なところに線を引け!」とは言うけれど… 


国語の文章読解で、大事なところに線を引きながら読むのは基本中の基本です。これをやらない受験生はいないと思いますし、これを教えない塾の先生もいないでしょう。


いや、国語の先生はみんなそういうけどさ、その大事なところがどこかが分かんないんだって…

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こぐまの声が聞こえてきました。では大事なところはどうやって見つければよいのでしょうか。今回は説明的文章の場合を見ていきましょう。


予習シリーズでは、概ね以下のような教え方をしています。


・話題をつかむ(問いかけ、具体的説明の前)
・形式段落の構造理解(結果、結論の接続語に注目)
・意味段落の構造理解(全体の構成の把握、双括型/頭括型/尾括型)
・要旨の理解


難しいよ…。問いかけはまだ見つかるけど、どこが具体的説明になっててどこが結論なのかとか、そこが分かったら苦労しないよ…

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まあそうだね…。予習シリーズは論説の読み方をうまくまとめているとは思うけど、いざ問題文を目の前にしてどうすればよいか、もっとシンプルにまとめてみよう。



とにかく最初に習慣づけるならこの3つ! 


私がオススメする、受験国語初級者向け、説明的文章で最低限線を引くべき箇所は、まずこの3つ(だけ)です。


説明的文章は、とにかく
ここだけは線を引け!

1. 逆接表現(しかし、ところが、けれどetc)のあと
2. まとめ言葉(つまり、このようにetc)のあと
3. 疑問とその答え(Q→A)


ふーん…。とにかく
・「しかし」「ところが」「けれど」
・「つまり」「このように」
・「なぜ〜なのでしょうか」→「それは〜だからです」
と書いてあるところに線を引けばいい
のね。それならできる気がするぞ。

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「しかし」とか「このように」とか(だけ)に線引いても意味ないからね。その「あと」に何が書かれているかが大事だよ。例えば、このブログで大事なところに線を引いてみよう。


えーと、
・(国語の先生はそういうけどさ
【逆接】)、その大事なところがわかんない…
・問いかけは見つかるけど【逆接】、どこが具体的説明になってどこが結論なのかとか、そこが分かったら苦労しない…
・…思うけど【逆接】、いざ問題文を目の前にしてどうすればよいか【疑問】…まとめてみよう

・【疑問】では大事なところはどうやって見つければよいのでしょうか→【答え】1 逆接のあと 2 まとめ言葉のあと 3 疑問とその答え
かな?

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その通り!そこに線が引けてたら、このブログは読めたも同然だよ。このブログの要旨は、国語の大事なところがわからない子に見つけ方を教えているということになるわけだね。
この3つ、

・逆接のあと
・まとめ言葉のあと
・疑問とその答え
は文章中に出てきたら、「おっ、来た!」と反射的に線を引けるようにしておこうね。


分かったー!

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あと、疑問と答えのところは矢印で結んでおくと良いよ。ただ、答えがあらかじめ決まっていて筆者がわざわざ書いていない疑問表現もあるから注意してね。
例えば、「このような現象が、果たして本当に自然に起きるのだろうか?」というやつだね。これの答えは何かな?  


えーと、「いや、自然には起きない」かな?

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そう!反語という表現方法なんだけど、そういう場合は、自分で答えを横に書いておくと分かりやすいよ。


…とまあ、こんな感じで、特定の表現が出てきたら反射的に線を引くという習慣をつけると、説明的文章の要旨がとてもつかみやすくなります。


予習シリーズでは、上記の2.と3.は確かに触れられていますが1箇所にまとめられておらず、ポイントとして頭に入れるにはちょっと難しい作りになっています。また、最重要ポイントと私が思う(※)1(逆接のあと)が触れられていません。


※説明的文章は一般的に常識を否定して、面白い事実や自分の考えを述べるために書かれているものなので、逆接表現のあとに要旨につながる文章が来ることが多いのです。また、それ以外の場面でも、強調したいときには逆接表現が多用されます。


国語が苦手な方はまずこの3つに線を引く!


ぜひ実践してみてください。


これに慣れてくると、もう少し線を引くべきポイントは増えてくるのですが、それは中辛スパイスとしていずれ紹介しますね。


次回はこちら




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