組分けテストの成績分布をみてみる
もうすぐ久しぶりのカリテですね。前回のカリテから1ヶ月以上あくので、こぐまにとっては久々の試験になります。
さて、以前、カリテと組分けテストの関係について調べてみたいと言っていたのを思い出して、少し調べてみることにしました。
まず、一例として先日の組分けテストの成績分布を見てみます。
こちら、綺麗に山なりの曲線になっていますね。これは「正規分布」と呼ばれる形で、均質で多数の集団が試験を受けるとおおむねこのような形が生じます。
では、Sコースカリテの分布はどうなるのか?
そこで疑問になったのが、
直近の組分けテストで偏差値およそ63以上を取った子たちだけが受けられるテストであるSコースのカリテでは、分布はどうなっているのだろうか?
ということです。このグラフの左の一部だけを切り取るのですから、普通に考えると、
こんな感じのグラフになりそうですよね? 最下位付近に多数がひしめくようなイメージです。
しかし、先日のカリテの得点分布はというと…
やや左に傾いているところはあるとはいえ、かなり正規分布に近い形となってしまいました。
これは正直私にとっても意外な結果です![]()
一体どういうことなのでしょう?
学力はブレて当たり前
ここからわかることを一言で表すと、
学力はブレて当たり前!
ということになります。
組分けテストで偏差値63以上をとったからといって、異なるテストを受ければ全く違く点を取ることも往々にしてある。学力は固定されたものというより、流れる水のごとく流転していく方がむしろ普通で、安定した得点・偏差値をキープできるほうがむしろ稀ということです。
よく、東大や灘の合格者も、同じ試験をもう一度やり直したら半分〜3分の2は入れ替わるとかいいますが、近しい学力で競争していると、ちょっとしたことで偏差値が上下します。
組分けテストで運良く得意な範囲が出て偏差値63とっても、次似たようなテストを受けたら苦手な分野ばかりで偏差値が50代前半…みたいなことは誰にでも起こりうるということです。このグラフはそれを物語っています。
(その前提をわきまえつつも、カリテの偏差値を組分けの偏差値に換算するとどうなるかという問題も後日取り上げたいとは思っています
)
学力とは基本そういうものだということを頭に入れつつ、学力の「粘度」(異なる試験を受けても結果がブレない程度)を高める工夫を意識的にやることが大事ですね!
なお、その工夫の最大のものが、間違いデータベースをこなしていくことにあることは疑いありません![]()



