このコラムについて
このコラムは、元官僚として霞ヶ関・永田町界隈でお国のために汗を流していたくま先生が、なかなか外からはうかがい知れない公民の裏側を面白おかしくお伝えするものです。
コラム
元官僚のくま先生がこっそり教える
公民の裏側
(毎週土曜日更新)
目次
第7回 漢字が苦手な総理大臣!?
第8回 根回しとはー小〇進次郎に
気に入られたくま先生
第9回 スペルミスが命取り!?
条約交渉の現場
第10回 まるでシンゴジラの世界…
官邸危機管理センター
第11回 ここまでする!?がんば
れ黒子の官僚たち!
漢字に悩むのは子供たちだけではない!
酷語男子・女子のみなさん、漢字の勉強は順調でしょうか?
こぐまは、5年生までは漢字は壊滅状態で10問書き取り題があれば7,8問間違えるなんてのはザラにありましたが、6年生になって復習中心になったことや、パパプリの地道な周回を経て、最近はかなり正解できるようになってきました![]()
多くの人が間違えていたという、社会公民分野の「国際紛争」の書き取りもちゃんとできていましたよ(ドヤ顔
)
漢字が苦手なのはなにも小学生だけでありません。大人にだって、国会議員にだってたくさん(?)いらっしゃいます。
しかし、一国をあずかる内閣総理大臣が漢字が苦手というのは、ちょっと困ったものでした、どういうことか見ていきましょう。
国会答弁とは
官僚の重要な仕事の一つに、国会で総理や大臣が国会議員からの質問に答えるための「答弁」の原稿を作るという仕事があります。
国会での質問は事前通告がルールとなっており、どのような質問が議員から出されるかあらかじめ分かっているので、それに対応した答えを官僚が作成し、直前に大臣に(この質問がきたらこう答えてくださいと)レクチャーして、さらに場合によっては当日返答に詰まった大臣にこっそり付箋やマーカーつきの答弁原稿を差し入れて、これを話してとお願いしたりします。
答弁原稿は、問と答がセットになっており、総理や大臣たちは、国会質問の場では、基本的ににその答弁原稿に書かれたことをそのまま読めば乗り切れるようになっています。
この答弁原稿を、内容を理解して(時には自分の言葉での補足も加えながら)堂々と読める大臣は官僚にとって心強い存在です。
逆に、明らかに中身をわかっていない答弁を、心細そうにたどたどしく読み上げる大臣は、野党の格好の攻撃目標にされるなど、官僚からすると困った存在でした。
漢字が苦手な総理大臣!?
そんな中、ある総理大臣が就任してしばらくたったある日、全官僚に注意喚起がやってきました。
曰く、今の総理大臣は漢字の読みが苦手なので(そこまで直接には言ってませんでしたが笑)、読むのに難しい語は言い換えるか、言い換えが不可能な場合はルビをふるように、とのこと。
そして、ご丁寧にも「難読のためルビを付すべき例」があがっていました。
今でも覚えているのは・・・・
「措置」
いやいやいや、これどうやって間違えるんや?しゃくち?
こんなの政治家・官僚にとっては日常用語レベルの言葉ちゃうんかい。
こぐまでも間違えないぞ…
………
……
…
と思ってこぐまに聞いたら、「しゃくち」と間違えたわ…
おい、こぐま![]()
![]()
ちなみに、これを言ったらどの総理かバレてしまいますが(すでに勘のよい保護者さんにはバレていますかね笑)、これまた誤読で当時の世間をにぎわせた「未曾有」というワードをこぐまに読ませたところ、
…
……
………、
「え…、み…、み…、みそしる![]()
??」
ってなんでやねん!!
次回はこちら
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