カナダ在住から日本に戻った者が遭遇した出来事や文化の違いを綴っています。
Any resemblance to actual events or locals or persons, living or dead, is entirely coincidental.
©m 2011- 2026 All rights reserved.
仕事や執筆の依頼はdrippingofpoison★gmail.comまでお願いします。
★を@に変えてください。
ブログ記事の転載、複製は禁止しております。転載やコピーをしないよう、お願いいたします。
リンクはご自由にどうぞ。
オーケストラ 曽我大介 x 日本センチュリー交響楽団を聴きに行ってきました。
滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールが工事中なので滋賀県内の各地ホールで開催されるという…
今回はひこね文化プラザ グランドホール。
行ったことがなかったのですが、駅からは臨時バスが出ていてアクセスはかなり便利でした。
本格的なオーケストラの響きを体感しよう!
名曲コンサート 華麗なるオーケストラの世界
曽我大介X日本センチュリー交響楽団
『運命』&『新世界から』
って宣伝文句でした。
誰もが知っている曲を演奏するっていう主旨だったようです。
子ども招待枠もあったようです。
子ども達にその機会を与えるって素晴らしい企画!
一番前の席で聴いたのですが…
これが凄くよかったです!
一番前だと音が混ざる前の音が聴けるというか。
「この人からこの音色が出てる!」っていうのがはっきりわかるので、
例えば右から始まって左に移るのが如実に感じ取れます…
調和される前の音が聴けるっていうんですかね?
ここから広がっていくっていう最初の音が聴こえやすい。
水滴が落ちて波紋として広がっていく感じの水滴を落とす動作が見れるっていう感覚です。
演奏者の表情とかも見れるので楽しかったです。
あと…
「コンサートマスターの靴はルブタンなのかな…ッ?」
とか
「楽譜をめくるタイミングってかなり違うんだ」
とか
取得情報量多い…ッ!
指揮者の曽我大介氏の解説がとても面白くてタメになりました。
へえええええ!という感じで。
解説でますます音楽を興味深く聴けるという。
自分の脳内では『新世界』は『遠き山に日は落ちて』で変換されてしまうのですが、
「お家に帰ろう」っていう歌ではないらしいです…
(英雄ハイアワサの)妻が病で亡くなり、天に召される心象風景を描いた曲だそうで。
英題のGoin' HomeのHomeってそういうことか!
現世の苦しみを終え、魂が救済されて天国へ帰っていくってことなのか!
「新世界」ってそういうことなのか…!
ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界」におけるテューバの演奏時間は、9小節(実質8小節)らしいんですが、何故、テューバが必要なのか?ってことで、テューバなしの演奏も聴かせてもらえました!これは他で聴けない!
そしてシンバルが演奏されるのは第4楽章の中でたった1回だけ!
「新世界」何度か聴いているんですが、こういう前情報があるなしだと、シンバルの音を聞き逃さないかドキドキして聴いてました。
ちなみにシンバルはクライマックスではなく控えめな1打で…
『あ、ここで打つんだ…!?』
っていう新鮮な驚きがありました。
意識したことがなかったYO!
クラシック音楽って敷居が高い感じがするけれど、そこをぐっと身近に感じさせてくれる解説でした。
そして演奏も素晴らしかったです。
演奏者の皆様、指揮者の曽我氏、めちゃくちゃ格好良かったです。
自分は寒がりなのですが。
高揚と拍手でめっちゃ熱かった・暑かったです。
とても幸せな空間でした!
S席3850円、A席2200円、24歳以下1100円というとてもありがたい価格設定でした。
自分が学生の時にこういうチケット設定があったら、クラシックコンサート行けたのになあ…!
残念だったのが空席がそこそこあったこと。
この価格設定でこの内容ならソールドアウトして然るべきだと思うんですよね…
PR不足な気がします。
チェコに行った時もスメタナを聴くつもりが、結局、ドボルザークの『新世界』になったんですよね…
私が子供の頃はドボルザークだった気がしますが、今日の演奏プログラムをみたら、
表記は…
ドヴォルジャークでした。
曽我大介さん、日本センチュリー交響楽団さん、素晴らしい音楽をありがとうございました!
まだ耳に残る音楽の余韻。
何たる幸せ!


