罪は罪だが、君のことは憎まずに | 水面に浮かぶ水銀の月

水面に浮かぶ水銀の月

下級役人から見た、教育現場の内実や子ども達との日々を、愛を込めて発信しています。

私が話す、子どもたちの
様子を聞いているうちに

自分も同じ、発達障害の特性を
抱えている、と気づいた、


若い頃は特に、何かと散々
やらかしくれた彼ですが

とにかく困ったのが、ヤラカシを
「認めようとしない」という点です。


「責めないから、嘘つかないで!」


と、どれだけ訴えても認めない。
物的証拠があっても、認めない。


「嘘はついていない」の一点張り。

そして

「知らぬことではあれど、
ならば、死んでお詫びを」

と、思い詰める自滅タイプなので
ますます何か、やらかす始末…(T.T)


どうやら、これは

無意識下で、記憶の消去
又は改ざんが行われていて

本人にしてみれば、本当に
「嘘はついていない」のだろう…


そう思えるに至るまでには
かなりの時間要しました。

↑彼から聞いた、幼少時の
 エピソードのひとつを
 私なりに解釈したもの。

 精神状態が悪化すると、消去して
 いた思い出が顔を出し、ますます
 鬱なっていました。(ー_ー;)



現場でも、この傾向をもっていて
しかも、手が出ちゃう」タイプの
お子は、解決がこじれて厄介です。


 「何もしていないのに、
 みんながオレを責める」


例え目撃者がいても、認めない
手を出した瞬間だけ記憶がない。


「とりあえず、謝ってくれさえ
すれば、いいんだけどさぁ!」

代官はそうおっしゃるが

『してもいない』ことを
本人が謝るはずもなく…


しかも、手を出してしまった
相手が、これまた被害妄想
強いタイプだったりすると、

事態はどんどん大事に
なっていき、泥沼化💧


対処に、非常に手を焼きます。


善悪がわかっていない訳ではなく、
厳しくするのは逆効果なのですが

「甘くするから、つけあがる」

と見られるむきも往々にして
あるので、それもまた厄介。


うちの場合は、私が

「やっちまったもんは仕方ねぇ!」

と腹をくくるようになったのと

本人が自分の特性を理解する
ようになってきてから徐々に
ヤラカシが減ってきたかな…?


『罪を憎んで人を憎まず』

を、家族や周囲が徹底する
ことで、本人の情緒を安定
させていくしかないのかも…


今の所は、そう考えながら
お子に対応しております。