刺激に慣れ続けると感じなくなる | 水面に浮かぶ水銀の月

水面に浮かぶ水銀の月

下級役人から見た、教育現場の内実や子ども達との日々を、愛を込めて発信しています。

子らの使う言葉で、未だ

馴染めないものの筆頭が


『 チート 』である。




「 あ、言っとくけど、センセ。

 チート じゃあないからね。」




初めてこう言われたとき、


何を言っとかれてるのか

さっぱりわからんかった。



 けど、


当然のように言われたもので

意味を聞き返すことも出来ず


曖昧に頷き、やり過ごしてしまった。

 

 凝視?



ザックリ言うとイカサマ?って

ことらしいけど ( 合ってます?)


ゲームでイカサマ?って??

と結局、よくわからんまんま。





短期間のブームで終わったが


「 ひき肉で〜す!」


もまた、おバカな男子達が

そろってやり始めた時には


何が起こったのか全く

ワケがわからんかった。

 

 真顔??



本当に面白くてやっていたのか

面白いと思わさせられてたのか?



一斉に始まって一斉に引いていく。

子どもらはあっという間に飽きる。


コンテンツを提供する側は

どんどん過激になっていく。





何を面白く感じるのか、は


世代によってこうも違って

くるかと、怖くなったのが


2017年初リリース以来、


課金や暴言、仲間外れ問題等々が

取り沙汰されながらも人気は続く



『 フォートナイト 』




「 え、ゲームのストーリー?


そんなの無いよ〜ゲラゲラ笑い装備とか

曲はカッコいいけど、まぁただの


人ご○しゲーム だから。」




  ……え、それ面白いのか?と聞くと



「 あーー 、そうねぇ。


 ストレス発散?的な?」



低学年の、大人しそうな

子までもが、笑顔で言う。




ヒトを撃ってストレス発散…!? 




年齢制限が設けられても

日本はその辺ユルいしな。


アメリカ様発祥のものだし。



そうして洗脳されていくうちに

実戦でも抵抗が無くなりそうだ。





ハギーワギー の絵、

 描いてよセンセぇ〜 キラキラ 」


お子にせがまれ、何のこっちゃ?と

検索すると、ヒト喰いモンスター。



子どもたちはもう、人くい設定を

自然に受け入れ、面白がっている。




鬼滅が大ブームだったとき、


「 鬼滅は残酷だから見ちゃダメだ

って、お母さんが。だからアタシ、


義勇くん推しラブラブ だけど、話の内容は

知らないんだ〜」と言ってた子がいた。



鬼滅も一言で言えば、人を

喰う鬼と闘う話だからね。


うちは見せません、という

判断があってもいいと思う。



そもそも、もともと吾峠先生の

作品は小さな子向けではないし


万人受けを狙ったものでもない。

万人受けにさせられたんだろう。





洗脳と言うと、学校ばかりが

槍玉に上がりがちだけれども


一番影響力があるのは

身近に溢れるエンタメ。



人ニク団子を面白がり、ゲーム

とはいえ、撃つ対象は人になり


現実の世界にあっても簡単にこう言う。



「 別に自分、いつシんだっていい 」






無碍に亡くなったご先祖様達

の嘆きが聞こえてくるようだ。