中2の2学期から不登校の娘は、高校も不登校になり中退。4年半のおうち生活のあと大学を受験。そして、4月から大学生になりました!
ポムです🍎
娘の中学校の修学旅行
「行く」と言った娘に、
期待してしまった母。
でも、娘の気持ちは揺れ続け、
そのたびに、
私の心も大きく揺れていました。
不安、葛藤、イライラーー
母としての未熟さを、
これでもかというほど感じていた頃の話です。
前回のつづきを書きます![]()
↓前回はこちら
修学旅行に「行く」とは言うものの
相変わらず学校には行けない娘。
そんな娘に私は
「行っても行かなくても、どっちでもいい」
「前日までに決めればいいからね」
そう伝えていました。
とはいえ、
内心は「行ってほしい」と願っていた私。
これをきっかけに、
学校に戻ってくれるかも知れない!
そんな期待がどこかにあったからです。
でも娘は、
班の話し合いには参加しない。
旅行のしおりにもチラッと目をやるだけ。
声をかければ、空気がピリつく。
「行くの?」
「行かないの?」
そう聞きたくなる気持ちを
私は何度も飲み込みました。
娘が決めるまで、何も言わずに待とう!
そう、決めていたのです。
「何か買い足すもの、ある?」
そう聞いても、薄い反応しか返ってこない。
それでも、「行く」と言った娘のために、
少しずつ旅行の準備を進めました。
やっと少し動き出したのは
旅行の数日前でした。
「◯◯ちゃんがキャリーケースで行くって」
ふいに、娘が言いました。
娘と同じように不登校気味の子も修学旅行に行く。
そのことを知って、娘の気持ちもようやく前を向いたようでした。
そして迎えた、修学旅行前日
その日は、
大きな荷物を学校に預ける日でした。
修学旅行の荷物を預けるということは、
つまり、「行く」ということ。
娘の気持ちは、
もう決まっていたのだと思います。
「この荷物、届けてきていいね?」
私が最後に確認すると、
「お願いします」
娘は、かぼそい声で答えました。
その返事を聞いて、
私は荷物を持って学校へ向かいました。
学校には、
大きな荷物を持った生徒たちが集まっていて、
私もその列に並びました。
すると担任の先生が、
駆け寄ってきてくださったのです。
不安な気持ちを口にすると、
先生は、
「大丈夫ですよ。何かあったらご連絡します」
と、励ましてくださいました。
でも私は、
“何かあったら?”
と、その言葉にまた別の不安を感じてしまいました。
まさか、京都まで迎えに行くことになったら……。
覚悟を決めた娘
荷物を届けて家に帰ると、
娘が待っていました。
「明日、◯◯ちゃんと一緒に行くから」
娘はやっと
覚悟が決まったようです。
「そうなんだ。心強いね」
そう返すと
「うん。3日目の自由行動も一緒に回ろうって約束してる」
娘は少しだけ、
楽しみにしているようにも見えました。
そして、修学旅行当日
娘は友だちと待ち合わせをして、
出掛けていきました。
「娘はきっと、だいじょうぶ!
自分で“行く”と決めたんだから」
私は、そう何度も、
自分に言い聞かせました。
修学旅行中、
先生は毎日、娘の様子を連絡してくださいました。
「楽しそうにしていますよ」
ーーそして、
娘は2白3日の修学旅行から
帰ってきました。
「楽しかったよ」
と、ポツリと言う娘。
その顔を見て、
私はようやく、
少しだけ安心できた気がします。
修学旅行をきっかけに、
学校に戻れるかもしれない!
という、私の淡い希望は叶いませんでした。
そこからまた、不登校の日々が続きます。
次に娘が学校へ行ったのは、卒業式。
今でも私は、
“学校には行けないのに、修学旅行には行ける”
その複雑さを、うまく理解できないでいます。
***
読んでいただき、ありがとうございました🍎


