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2学期は模試や学校行事が重なって
親子ともに
慌ただしくなってきます
塾に行かせて
教材も揃えて
送り迎えもして
物理的には
十分にやっているはずなのに
なぜか子どもが
不安定になる
そんな相談を
子どもの側から
受けることがあります
もう10年以上前のことですが
忘れられない親子がいました
お母さまも
塾を経営されている方で
(大学理数専門)
もちろん熱心でした
当時は同じ子育て中でしたから
同じようなプレッシャーを
抱えていらしたことは
想像に難しくありませんでした
お子さんが伸び悩んだころから
だんだん
塾の講師としては
言っていいのか迷うような
発言が増えていきました
うちの子は優しいから
人を蹴落として上がるタイプじゃない
出来る子って
だいたい性格が悪いのよね
今のままでいいんじゃないかと
思っているのよね
そう話されるようになっていきました
6年生の2学期からは
学校をほとんど休むように
登校しても
すぐに帰ってしまう
欠席扱いにならないための
登校が続きました
お父さまも
数学がご専門の方で
代数さえ仕上げておけば
中学受験の算数なんて大したことない
そうおっしゃっていました
でも中学受験の算数って
一つの解き方を覚えるより
いろんな角度から
考える力を
育てるものなんですよね
その視点のズレも
気になっていました
忠告したい気持ちはありましたが
母親であり経営者でもある
その方の立場も分かるだけに
強くは言えませんでした
結果、その子は
偏差値50ほどの学校に
進学しました
同じ学校に進んだ別の子から
あの子、1学期は来ていたけど
2学期からはあまり来ていない
と聞いたのは
その後のことでした
物理的な環境は
十分すぎるほど
整っていたご家庭でした
塾も、教材も、送迎も
何一つ
足りないものはなかった
でも
心はどうだったでしょうか
数年後
その子が
都立のトップ高校
日比谷高校に
進学したと聞きました
やっぱり
もともと出来る子だったんです
ただ、あの頃は
心が追いつかなかった
それだけなんだと思います
物理的に
そばにいられなくても
子どもを
置いてけぼりにしない
家庭はあります
逆に
毎日隣にいても
心がどこか別のところを
向いていると
子どもは
置いてけぼりになります
もし今
頑張らせているのに
うまくいっていない
一緒にやっているはずなのに
子どもとうまくいかない
これから先も
うまくいきそうにない
そう感じているなら
無理に今の中学受験に
しがみつく必要はありません
高校受験でもいいのです
高校受験までの3年間は
親の価値観から少し離れて
友達や先生と歩いていく時間です
それも
立派な育ちの道です
模試の結果や
志望校の話で
頭がいっぱいになる時期こそ
一度
自分の心が
今、子どものどこを
向いているか
確かめてみてください
塾に行かせているか
ではなく
今日、その子の話を
ちゃんと聞けたか
それだけで
十分だと思います
子どもはたくましいので
たとえ今回
あくまでも「親からみて」
うまくいかなかったとしても
必ずまた
次のチャンスがきたときには
自分の人生を
つかむと思います
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禾乃登
こくものすなわちみのる
「禾乃登」
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昔の人は空を見て
雨や台風を案じました
実ったから終わりではない
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どこの塾にも決められなくて・・・
でも、メイプスさんは
国語と算数だけなんですよね?
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