公園の砂場で
「貸して」と言われたのに
シャベルをぎゅっと抱えて
「いやだ!」

お母さんは
まわりの目も気になって
つい言ってしまいます

「貸してあげなさい」

そして
取り上げて渡す・・・


よくあることだと思います


でも、ちょっと待ってください

その子は今まさに
そのシャベルで遊んでいたのです

大人だって
使っている途中のスマホを
「貸して」と言われたら困りますよね

特に3〜5歳は
「自分のもの」という気持ちが
ぐんと育つ時期

 

2歳の私の孫も「これは僕の」と言います

「僕の!」と言えるのは
自分と人との区別がついてきた
しるしでもあります


3〜5歳の子どもたちに
大切なシールを分けてもらう
実験をした研究があります

「分けてね」と言われて分けた子より
分けるかどうかを自分で選んだ子のほうが
そのあと、別の相手にも
進んで分けてあげた
のです

人に分けるうれしさは
自分で決めたときに
育っていく
のですね

 

 



だから
無理に貸させるより
「順番」を教えてあげてください

「今使っているから
終わったら貸すね、って言おうか」

相手の子には
「今使ってるんだって。ちょっと待ってね」

そして
貸せたときには
「待っててくれたね
うれしそうだったね」
と、相手の顔を一緒に見る

ゆずってもらう経験と
ゆずってあげる経験

その両方があって
人の気持ちを想像する力は育ちます



きょうだいの間でも同じです
「お兄ちゃんだから」
「お姉ちゃんだから」
と、いつも上の子にゆずらせていませんか

もちろん
叩く、取り上げる
そういうときは
大人がきちんと止めます

でも
「いやだ」と言えることも
実は大切な力

自分の気持ちを言えて
相手のことも待てる

それは
小学校に入ってからの
お友だち関係の大きな支えになります


今度の公園では
「貸しなさい」の前に
「終わったら貸せるかな?」
と聞いてみませんか



~ほかの記事もどうぞ~

人に何かをしてあげるうれしさは

2歳前から感じられるそうです
↓↓↓




くやしい気持ちとのつき合い方は

こちらの記事で
↓↓↓

 

 

 

 

 

 

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