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今日はよくある
お子さんの「字が汚い」問題に
触れてみようと思います
フルタイムで働き
戦場のような家事をこなし
ようやく座れたと思ったら
目の前には
わが子の「素敵な」ノート
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そこに並ぶのは
乱暴に書き殴られた数字
今にも消えそうな「=」だか「:」だか
分からない記号
「く」が「し」に見える
「:」が「〜」に見える
丁寧に書きなさいって
いつも言ってるでしょ!
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思わず声を荒らげてしまい
後で一人
「どうしてあんな言い方を…」と
胸を痛めていませんか
ということで
現場で多くの子どもたちを見ている私から
この問題について
少し違う角度から検証していきます
これは性格とか
やる気の問題の
せいばかりでもありません
ご自分を責めるお母さんも
いらっしゃるのですが
それだけのせいでもありません
これ、出力経験の量の
問題なのかなと考えています
今の子どもたちの周りから
「指先を細かく使う」生活が
驚くほど消えてしまいました
連絡帳は配信
プリントはPDF
画面で見る資料、写真
そうすると
紙を「折る」機会が無い
プリントの角すら揃わない子が
複雑な式を 一行に正しく
収められるでしょうか
書くという作業は
思考を可視化する作業です
考えられないのではない
もはや 「出せない」のです
「習字を習わせているのですが・・・」
という声もよく伺います
けれど
筆とシャープペンは別物です
筆は整える道具
ノートは思考を運ぶ道具
硬い芯を
一定の筆圧で 細かく制御する
この神経回路が弱いまま
学年が上がっていくと
脳の回転に指先が追いつかず
「書いているつもり」で文字が飛びます
これが
「抜け字」や
「うっかりミス」の正体
ここ数年
抜け字、転記ミスが
明らかに増えています
そして この
「脳と手の断線」から逃げたくて
彼らは指一本で快楽が手に入る
YouTubeという名の「シェルター」に
逃げ込んでいる・・・
という子が多いのように思います
心からYouTubeを観たいのではなく
逃げているんですよね
では どう立て直すか
まず、思い切って
シャープペンをやめる
2Bの「鉛筆」に戻す
指先に、確かな
「抵抗」を与えてみましょう
昔はHBだったけれど
明らかに指の力が衰えているということ
毎日鉛筆を削ることは
面倒かもしれませんが
こうして指先の力が宿ると
勉強そのものが楽になっていきます
多くの記述に関して
面倒な気持ちが薄れていきます
そして今
筆算の桁がズレたり
式がグチャグチャになって
どこに書いているのか分からないノートなら
小さなノートの枠に押し込めるのを
一度やめてみませんか
真っ白な大きな紙に
まずは思いのままに
大きく書く
枠の中に収める「制御」よりも
脳内の思考を外へ出す
「出力」を優先する
脳の回転スピードに
指先の動きを追いつかせる時間を
作ってあげてほしいのです
デジタルという「楽な逃げ道」を
お母さんがリモコンを隠すほどの執念で
塞いできたはずです
その情熱を
今度は アナログな回路の
「作り直し」に 向けてみませんか
地盤が揺らいでいるところに
高い建物を建てようとしなくていい
小学生の今なら
何度だって固め直せます
戦っているのが
お母さんひとりなんて
こんな理不尽なことはない
小さいノートに
また小さな枠に書かなくてはいけないから
もう「やれない」と勝手に判断して
「書けない」だけなのに
「できない」まで持ち込んでしまっている
もったいないケースが
増えているように思いますよ
少しずつ
書き方の所作を
整えていきましょう
母の合言葉
出力が整えば思考は崩れない
ゴッドマザーのひとこと
字は性格ではない
構造である
アナログな地力を取り戻すことが
いちばんの近道です
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